スプロケットリムーバーの自作

自転車用の工具を自作してみました。スプロケットを外すときなどに使うチェーンが付いた工具で、シマノでの正式名称はスプロケットリムーバーツール(スプロケット抜き工具)。同様のものは2000〜3000円で販売されていますが、廃チェーンがあれば安く作ることができます。作り方は簡単です。


こんなやつを目標にしました。
ホームセンターで買ってきた平鋼を切断しました。
4.5×32×910

10段を意識するなら3mm厚でしょうか。
わたくし未だ7段です・・・。涙
チェーンのピンを通す穴は3.8mmにしました。
傾斜部分にはチェーンのローラーが乗るので、安定性を考えて
ローラーの幅(2.5mm)に合わせて薄くしています。
角を落として表面の仕上げと、塗装前の脱脂。
塗装室にやってまいりました。
いえ、浴室なんですけどね。
角材の上に細く切ったダンボールを渡しているので
平鋼と角材は接していません。
プライマー → 上塗り。
チェーン切りが使えないのでシャコ万でピンを挿入しましたが
専用の治具を作った方がきれいに仕上がると思います。
後日、グリップを付けました。
液体ゴムも検討しましたが、耐用年数がわからないことと
均一に塗れないことから、熱収縮チューブを使いました。
 


長いままの平鋼は柔らかそうに見えたので、強度を期待して32mm幅を使いましたが、25mmでも良かったのかもしれません。1本300円弱の平鋼から3本作ったので、1本当たり100円もかかっていないことになります。十分実用的です。

 

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