同軸ケーブル圧着治具
ポータブルテレビに採用されることが多いSMAコネクタ。安く入手できるものは圧着タイプですが、圧着には高価な圧着工具が必要です。しかし滅多に使わない工具を買うわけにもいかないので、自作と言う名の悪あがきしてみました。
同軸ケーブル圧着工具は、英語でCOAXIAL CABLE CRIMPERと言うそうです。
安く購入できるSMAコネクタは圧着タイプで、しかもRG規格が多いのです。これは海外通販で見つけた1.5D用で1個50円くらいで買えます。芯線ははんだ付けするタイプでした。 SMAコネクタはよくポータブルテレビに採用されているので75Ωだろうと思っていたのですが50Ωなのだそうです。 |
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朴(ほう)の端材で六角形の板を2枚作り、内側にM3を通す溝を設けて貼り合わせました。 テキトーに作図したら対辺75mmくらいになってしまいましたが、こんなに大きい必要はなかったみたいです。もう少し小さく作ると蝶ボルトが使えたと、後から気付きました。でも持ちやすく作業性に優れています。 |
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1本のボルトに2個のナットを仕込んであります。 | |
ボルトの先端は1.5φに加工しました。 意外と強いテンションをかけることができます。 |
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熱収縮チューブを被せて完成。 実用的な仕上がりです。 SMA→3.5mmモノラルジャック 依頼されて作ったものです。 |
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今後SMAコネクタに出くわす機会は増えると思い、規格と販売状況を調べてみました。小型のコネクタなので極細ケーブル用が多い中、RG58用は3Dに流用できるかもしれません。これはebayで見かけました。5D用は国内のサイトで見たことがありますが高価です。
芯線のコンタクトピンが♂♀逆になっている規格があるので注意が必要です。
SMA-RPと言うのがそれで、無線LAN等に採用されています。