トイレのドアノブの修理


トイレのドアノブが元の位置に戻らなくなりました。
スプリングがおかしくなったような感じです。
メーカーも型番もはっきりしなかったので
スプリングを自作することにしました。
 
古い賃貸マンションでよく使われている
トイレのドアノブです。
メーカーも型番もよくわかりませんでした。
分解するとスプリングが折れていました。
固定されている爪を曲げて
スプリングのカバーを外します。
MADE IN JAPAN でした。
キックバネとかトーションスプリング
と呼ばれるタイプです。
オリジナルは線径1.1mm 直径27mm です。
線径1mmのピアノ線を持っていたので
似たようなスプリングを作ってみました。

直径15mmの丸棒にピアノ線を巻きつけると
直径26mmのキックバネができました。

左:自作スプリング
右:折れたオリジナル
仕上がりサイズが1mm違いますが
問題なさそうです。
注油の後、元通り組み付けました。
完成!

 

ピアノ線は大変硬い素材です。
手巻きする時に長さがある芯を使うと、しっかりと力が入ります。
結果的にきれいなスプリングを作ることができます。

おそまつ!


 

ome