チェーンステー角の測定

フロントディレーラーを選ぶ時に知っておかなければならないのがチェーンステー角です。チェーンステーとシートチューブの接合角のこと。同じ型番の製品でも63〜66°のタイプと66〜69°のタイプがあり、それぞれに適合した製品を使うべきだとされています。

分度器や角度計を正確に当てるのは難しいですし、治具を作るのも面倒です。そこで、自転車をデジカメで撮影して写真から角度を測定することにしました。


ボトムブラケットを中心に撮影した写真をMicrosoft Wordに貼り付け。
チェーンステー上に線を引き、その線をコピー&ペーストで複製。
オートシェイプの書式設定で回転角度を66°くらいに設定。
その後、微調整しながらシートチューブ上に。

この作業で手を汚さずに角度が求められます。
カメラのレンズには歪があります。
必ず正対してボトムブラケットを中心に
撮影しなければなりません。

図はレンズの歪について。
出典:Keyence


サスペンションフレームは63〜66°が多く
リジッドフレームは66〜69°が多い
と言った傾向があるのだそうです。

ちなみに上記写真の角度は68°でした。

 

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